韓国産業研究院、中国韓国商会などがこのほど発表した中国・韓国企業のビジネス景気指数の調査結果によると、今年第2四半期において、中国・韓国企業の売上高指数は100%に達し、3年以上の最高水準を記録した。設備投資指数は109で、4四半期連続で100を超えた。
韓国のAP通信によると、景気指数は100を超える拡張区間で、半分以上の企業が前四半期よりも景気がいいと考えていることがわかった。
また、「日本経済新聞」は19日、中国での迅速かつ効果的な新型インフルエンザ発生を抑制する背景に、中国の自動車とインフラ関連の工作機械の販売が好調で、多くの日本メーカーに中国での投資の増産ペースを加速させるよう促したと報じた。
日本富士機械製造会社は江蘇省崑山市に工場を設け、主に日本製の部品を中国に輸送して組み立てています。中国の工作機械の需要拡大を背景に、サプライチェーンを調整し、昆山工場の生産能力を高め、中国で「一条龍」の生産システムを構築する予定です。
富士機械関係者によると、中国で現地生産を実現すれば、製品の納期を大幅に短縮でき、関税コストの引き下げに有利であり、会社の緊急対応能力も高めることができるという。2023年度までの3年間の中期経営計画では、事業全体の売上高を160億円（1ドル109円）に引き上げる計画で、中国が重要な牽引役となる。
また、日本の工作機械メーカー、山崎マザックは2022年前にデジタル制御の旋盤の生産能力を段階的に高め、中国とヨーロッパ市場に供給する予定です。日本大隈機械は2021年春、北京の工場に新機種を追加し、顧客層を拡大しています。
日本中部経済産業局によると、生産拠点を管轄する日本の主要工作機械企業8社の販売データのうち、5月の中国からの工作機械の注文額は80億円で、前年同期の2倍以上で、総注文額の中の比率は24%に上りました。
（元タイトル：韓国と日本の企業は中国市場の景況度をよく見ている）